秋の夜長にグッド・クオリティな睡眠を〜眠りの質を底上げする習慣と環境〜(前編)
1. 秋は眠りの季節
春眠暁を覚えずとはよく聞くけれど、実は秋こそ睡眠が大切な季節とも言われています。涼しくなってくるのと同時に夜が早くやってくるようになるこの夜長の季節。心地の良い夜に活動したくなる気持ちもあるけれど、一番大切なのは夏の疲れをこの時期に消化しておくこと。
秋は気温の変化などから自律神経も乱れやすい時期だそう。質の良い睡眠が冬に向けての体調管理にとても大切になるのです。今年はなかなか朝晩も涼しくならず、秋の訪れが待ち遠しくてならないのですが、だからこそ今、最強の眠りの環境を整えておきませんか?
2. 眠りの儀式を整える
最高の眠りを体験するためには、そこに至るまでのイントロダクションがとても重要です。特に日々繰り返す習慣は自律神経を安定させると言われています。そこで筆者の偏愛儀式といつか絶対始めたい習慣を7つピックアップしてご紹介します。
a. バスタイムにこだわる
ベッドルームに行く1時間前にお風呂に浸かるのがベストタイミング。夏場はシャワーで済ませがちだった人もまだまだ日中は暑いこの季節からバスタブに浸かるのがおすすめです。温度は40度以下でゆっくりと。週末にはアロマバスソルトをお供にするなどお楽しみを忍ばせて。
b. ノーブルーライトタイムをつくる
言わずもがな、ブルーライトが睡眠に与える影響は計り知れません。それでもスマホやタブレットを手放せないのが現代人の悩み。そこでおすすめは最低就寝前の1時間S N Sから離れること。どうしても手放せない時はyoutubeの音声だけとか、映像なしで。
c. 音楽&ストレッチタイムを堪能する
私がベッドスマホを卒業できたのは、この音楽とストレッチタイムを取り入れたから。グッドスリープにおすすめなのはストレッチポールと自律神経を整える呼吸法を毎日取り入れることです。それとクリスタルボウルのサウンドは確実に眠りのスイッチをONに。お気に入りのサウンドを見つけて。
LPN StretchPole
出典:amazon
d. ベッドサイドドリンクを楽しむ
眠りに誘うハーブティーを取り入れるのもおすすめ。ラベンダーやカモミールは定番のお休みティー。私のおすすめはアーユルヴェーダがすすめるホットミルク&ナツメグ。カップ半分程度の量でも眠りのお守りに。
NEAL’S YARD REMEDIES オーガニックブレンドハーブティーグッドスリープ
e. アロマキャンドルを取り入れる
就寝時に嗅覚からリラックスするのはとても効果的。キャンドルならその揺らぐ光を見ているだけでも癒されます。アロマキャンドルを焚きながらヘッドマッサージをするのが今一番取り入れたい眠りの儀式。
L’OCCITANE プロヴァンスアロマセンティッドキャンドル(リラクシング)
出典:L’OCCITANE
f. 眠る前の読書タイムを作る
眠る前に10分の読書タイムを取り入れるのが私の理想。眠る前は続きが気になってしまう小説より短編集やポエムが効果的なようです。夢のクオリティも上がりそう。
g. 瞑想習慣を眠りの儀式に
人生を劇的に変化させると静かなブームを読んでいる瞑想。セレブがこぞって実践しているなどと話題にもなりましたが、生活の質を上げる、ストレスを軽減するなど、多くの効果を知りつつもなかなかルーティン化できないでいます。寝る前の瞑想は自律神経を整え、睡眠の質を上げるとか。今はアプリ瞑想やポッドキャストなども多くあるので、習慣化に活用してみては。