今、一番大事なものとまっすぐに向き合う!ワーキングママの心の決め方①
二人のお子さんのママとして短時間勤務に復帰
1歳と3歳のお子さんを育てながら、enherb(株式会社コネクト)で正社員として働く、荻原絵里さんにインタビュー。1人目のお子さんの育休明けの11か月目からショップ勤務に復帰。半年後に二人目を妊娠。子育てしながら働く大変さと立ち仕事のせいもあって、切迫流産になりかけて3か月間の入院。その試練を乗り越えながら、今日も、店頭に立つ絵里さんの奮闘をうかがいました。
第二子妊娠、つわりも終わりがある・・・・会社のサポートに感謝
hana:絵里さん、ハーブアドバイザーというお仕事が素敵ですね。でも、二人のお子さんがいると、仕事にも制限が出るのではありませんか?
絵里さん:そうですね。でも、この仕事が大好きなので、続けたいと思っていました。女性の多い会社なので、本当にいろいろと支援していただきました。会社にも、同僚にも。
hana:二人目のお子さんを妊娠したときには3ヵ月の入院経験をしたそうですね。
絵里さん:そうなんです。二人目のときは、つわりがひどくて。会社にも迷惑をかけるし、少し悩みましたが、「これ以上は迷惑をかけないように、今は新しい命を大事にしよう。何が一番大切なのかを見失わないように」と思って、入院生活を過ごしました。
hana:会社での居心地とかも悪くなりますよね。
絵里さん:会社を辞めるきっかけになってしまう人も多いですよね。私は、仲間に支えられていましたし、「つわりも終わりがある。ずっとこの大変さが続くわけはないのだから」と思うことで乗り越えました。支えてくださった会社には感謝しています。
やってみる、ダメだったら考えてみる
hana:そこがすごいですね。「ずっとこの大変さが続くわけはない」と考えられるところが。
絵里さん:ダメだったら考えてみればいいので、とにかく進む、やってみる、って考えることにしています。ですから、悩みません。ただ、周りの同僚が「大丈夫だよ。気にしないで」と、言ってはくれますが、感謝をする一方で、その言葉に甘えない、ということは心に誓っています。
hana:強い人ですね。すごいなぁ。甘えるのは簡単ですよね。「ありがとう」という言葉でその場を乗り切ることもできるけれど、働くことと向き合っていることにはなりませんよね。
絵里さん:はい、そう思います。毎日、6時間、一生けんめい働いています。短時間勤務だから、という甘えが出ないようにしています。この仕事が好きなんです。辞めたくありません。でも、一番は子供たちをいっぱい愛して育てることだと思っています。