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夏の心得!熱中症対策は万全ですか?〜大切な人を守る5つのベーシック〜(後編)

          

3. 身体を夏仕様に仕立てる!

まだまだ紫陽花と雨を楽しむはずの六月が、既に各地で夏日を記録中です。こうなると雨が恋しい!でも梅雨に後ろ髪を引かれている場合ではありません。一刻も早く夏スイッチに切り替えて、熱中症対策を万全に。

今の時代の熱中症対策は、外の過酷な気温を避けるだけでは到底敵いません。暑さを吸い込んで体温を上げた身体が、スムーズに熱を吐き出して行けるよう、身体周りのクールダウンを忘れないこと。

❸熱中症を防ぐ夏ファッション

とにかくこの時期の衣服には、通気性と吸湿性が必須。身体が汗をかいて体温を下げようと頑張っても、その汗が蒸発できなければ、残念ながら効果は得られないのです。通気性があること、また吸湿速乾性のある衣服や肌着の選び方が、夏を快適に過ごすためのヒントとなりそうです。

ウォッシュリネンパジャマ  H&M

夏になると恋しくなるのが麻素材。さらさらして肌心地がいいのと、何と言っても通気性が抜群なのが麻の魅力。衣服と身体に適度な隙間が出来ることで、汗の蒸発を促してくれる好素材なのです。パジャマにお洋服に、多用したい自然の恵み。

参照:H&M

シルクリブタンクトップ DRESS HERSELF

シルクといえば扱いにくい高級生地というイメージもありますが、実は一年中快適に付き合えるお得な素材。呼吸する繊維と言われるシルクは汗の吸湿・放出が得意です。滑らかな気持ち良さも、一度着たらやみつきに。

参照:DRESS HERSELF

スーパークールブラ Triumph
夏のブラ汗問題は、女子の密かな悩み。そんな不快感を取り払ってくれる高機能ブラが各メーカーから量産中です。トリンプからは通気性の良い、蒸れ知らずのカップとメッシュ素材の背部デザインで軽くて涼しい夏ブラが人気。

参照:Triumph

❹冷やすアイテム

汗をかいた時の衣服での対応は勿論必須だけど、その前に大量発汗を防ぐリアルなクールダウンが現代の夏には必要そうです。一日中外で過ごす時のみならず、外出をする時には、冷やすアイテムを準備することを忘れずに。

吸水速乾メッシュインナータンクトップ FELISSIMO

速乾メッシュ素材で脇汗パッドが付いているだけでも頼もしいのに、両脇と背中に保冷剤を入れるポケット付きの高機能インナー。一枚あれば屋外時間が長めの時にも安心。



参照:FELISSIMO

アイスリング ネッククーラー

冷凍庫で10分で凍結して2時間近く冷却が持続するこんなの欲しかった!なネッククーラー。軽くて結露しないのも、魅力。

参照:楽天

SPORT クーラーバッグ  new balance

オールシーズン使える保冷保温バッグ。キュートで頼れるこんなバッグがあれば、夏のお出かけも怖くない。

参照:&mall

❺身体の中に蓄えておくもの

どんなに各種の鎧で身を固めても、身体の中が乾いていたら熱中症にまっしぐら。常に体内に適度な水分があり、同時に塩分と糖分が蓄えられていることが実は大切です。熱中症になりそうな時は経口補水液や手作りスポーツドリンクで、すぐに対処を。そして普段から喉が乾く前の給水を心がけることが、実は一番大切だったりします。

手作りスポーツドリンクレシピ  参照:SUGAR LABO

4. いつまでも夏を楽しむために

今まで生きてきて最速で梅雨明けした今年は、さすがに、地球やばくない?と感じている人も多いはず。環境大国ドイツでは、早くも国民の注目はコロナや感染症を抜いて、環境問題がトップに上がってきているといいます。

ユニセフのHPには、過去30年の日本の熱帯夜の平均日数は1910年からの30年間の約2.7倍に上昇していると書かれています。どうしても人任せにしてしまいがちな問題だけど、影響を免れる人はいないわけで。(*1)

子供達も、私たちと同じように、夏には海へ行ったり、お祭りや花火に行ったりと、日本の夏を思いっきり楽しむことが出来るように、熱中症対策と気候変動には常に意識を向けておくこと。まずはここから始めませんか。

*1参照: SDGS CLUB

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