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成功者のノウハウ

第1回テーマ:「子どもを預けてまで、働く意味はあるの?」  子どもたちの未来につながる仕事がしたい!まずはフリーランス 中村香苗さん(仮名)34歳(3歳児ママ)のストーリー②

ママ友の翔平ママが契約社員になり、落ち込んでしまう香苗さん。
旦那さんの本心を知り、今の生活に疑問を抱き始めます。

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私だって、結婚前はデキル系OLだったんだぞ

その日、主人に翔平ママの話をしました。すると、「なるほどね、営業事務の経験があるなら愛想もいいから、その仕事が向いていたんだろうね。」と。「えっ?私は愛想が悪いっていうの?!そりゃ、あまり外に出るのは好きじゃないけど。でも、出産前までは生保のバックヤードで事務処理していたんだぞ!!ノーミス賞ももらっているんだぞ!」と心の中はカッカ。

なんだか、翔平ママは「できる感じのママ」で、私は「ママしかできないママ」のようで、つらい気分でした。まるで「ニュース好きぐらいでは、仕事はないからな。君は、このまま、ネットと生きていたら」と主人に言われているようで。

夫からのキラキラ輝くプレゼント

そんなときに主人が「ママしかできないって、思ってない?」

「ママができるってスゴイことだよ。子どもを育てるっていう社会への大きな役割を果たしているんだから」

「ただね、圭介はずっと3歳じゃないだろう?」

「香苗の時事問題に対する知識の深さを活かすことを考えてみてもいいんじゃない?」

「営業事務の経験はママになる前の経験を活かしたんだよね、翔平ママは。圭介ママは、子どもたちが生きていく未来に影響を及ぼす、いろいろなニュースや情報を知っているんだよ。それを活かすことを探してみたら」

「ママがニュースを調べているときの顔、結構、できる感じ風のママさんだったよ」

心が動き出すような言葉をいくつもいくつもプレゼントしてくれました。そのとき、「何かを家族と自分のためにしよう」と気持ちが決まりました。

まずはフリーランス

前から気になっていた「聞きお越し」の仕事を調べていたら、「初心者歓迎」の文字が!
さらには「ニュース好き、大歓迎」の文字が!まだまだ、インタビューの「間」の空気感までは文字にできませんが、フリーランスとして働く一歩を進みました。

フリーランスの「書きお越し」という仕事は私の「もう一度働く」のゴールではないと思っています。このスキルを活かして、ニュースにかかわる仕事や社内報などの記事作成の仕事などができることが目標です。もちろん、会社組織に入って、もっともとスキルを磨きたい!学びたい!という思いでいっぱいです。

実力を磨くために専門会社に就職したい

マザーズ・ハローワークで相談をしているOL時代の友人から、「スキルアップするためには、計画的に就職先を見つけることが大事だよ。マザーズ・ハローワークは、親身にいろいろな働き方をアドバイスしてくれるよ」と聞きました。

フリーランスのままでは実力は磨けません。保育園のことなども相談しながら、働く準備をしてみようと思っています。

そろそろチュニックでお腹を隠さない自分になりたいな・・・。自信をもって子育てしたい!そう思います。子どもたちの未来に貢献できるママであるために!

子育てママが働く意味…香苗さんの答え

香苗さんは、子育てと働くことの意味を「子どもの未来、未来社会の形成にかかわりたい」に見つけたようです。ママが働くことの意味は、初めて経験する「守りし者」的な発想が意外に多いのではないかしら。きっと、出産、子育てを経験して、心のスケールが大きくなるし、未来、将来、というキーワードが心に刺さるのよね。

「子どもを預けて働く」ことは、子どもたちを見守る、ママのひとつのスタイルです。

多くのスタイル、それぞれのストーリーがあります。心を柔らかくしながら、「なりたい私」をみつけましょう。

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