2021年の締めくくりは年越しそばで 〜厄を落とす年越しそばレシピ〜(前編)
Contents
1.年越しそばの由来とは?
2.出汁にこだわる!そばレシピ
3.地方レシピを堪能!いつもと違うそばレシピ
4.我らの味方、極上お取り寄せそば
1.年越しそばの由来とは?
結局withコロナとなった2021年もそろそろ終わりが近づいています。コロナと日常生活を行ったり来たりしているうちに一年が過ぎてしまった感覚は、多くの人が共有するところではないでしょうか。そんなどこか心許なく過ぎ去ろうとする今年の大晦日は年越しそばと共にしっぽり締めくくりませんか?
毎年条件反射のようにお蕎麦をすするご家庭も、何となく手持ち無沙汰に買い物かごにインスタント蕎麦を入れてしまうご家庭も、今年はしっかり年越しそばの由来を意識して年の瀬に臨みましょう。
出典:https://discoverlocal.site/category/lifestyle/
というのも年越しそばには大きく分けて二つの由来が言い伝えられているのです。一つ目は、開運を招くというもの。これは他の麺類に比べて蕎麦が細くて切れやすいため、一年の苦労や厄災を切ると信じられてきたからです。運そば・福そばなどと呼ぶ地域もあるとか。
二つ目は、寿命を延ばし健康運を高めるというもの。蕎麦は言わずもがな細くて長いその様子から延命・長寿を願う縁担ぎものとして大切にされてきました。また蕎麦は痩せた土地でも栽培でき風雨にも強く丈夫ということ。東洋医学の世界では五臓の毒素を取り除き、腸を整えると言われることからも理に適った食材といえるのです。
ここまで知ったら、このご時世に年越しそばを食べないわけにはいかないじゃないですか。
2.出汁にこだわる!そばレシピ
由来を知れば、丁寧に作りたくなる年越しそば。やっぱりお蕎麦の味を底上げするのは、出汁のチカラです。今年はシンプルな蕎麦にこだわりの出汁を効かせてみませんか。オススメの蕎麦だしは3種類。鰹ベース・鰹昆布ベース・煮干し昆布ベースの王道3ベースをご紹介します。
―鰹ベースー
蕎麦だしの基本と言われるのは鰹だし。厚削りの鰹節のみをふんだんに使った鰹の香りがたつ濃厚なお出汁はいかが。鰹だけ準備すれば出汁が取れる手軽さも◎。
レシピ参照:https://www.yanagiya.co.jp/shokuiku/toshikoshisoba2015.html
―鰹昆布ベースー
たっぷりの鰹に昆布の隠し味を仕込んだ鰹+昆布だしは上品な旨味が際立つ蕎麦だしの一番人気。市販のめんつゆには作り出せない手作りの味を丁寧に仕上げるのが今年のこだわり。
レシピ参照:https://www.sirogohan.com/recipe/kakesoba/
―煮干し昆布ベースー
いつもの出汁とちょっと違うお蕎麦を楽しみたいなら煮干しだしがおすすめ。煮干しは頭と腹わたを丁寧に取り除いて海の恵みのエキスを澄んだお出汁に仕立てて。
レシピ参照:https://oceans-nadia.com/user/22477/article/2071
後編はこちらから